Profile
しん鍼灸治療院
代表 真下辰一
2005年 | ・はり師きゅう師免許を取得 ・奈良にて「しん鍼灸治療院」を開業 |
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2015年8月 | ・神戸市に「しん鍼灸治療院」を移転開業 |
昭和51年7月1日生まれ、サラリーマンの家庭の家で育ちました。
家は当時の奈良市内の外れにあたり、家の裏がすぐ山で生き物を飼い、生物や自然が大好きな少年でした。生物や自然はずっと好きだったのですが、思春期に入り自分が本当に好きな物とは表向き距離を取ってしまって、高校卒業後は進路に悩んでいました。
その時に一度、東洋医学の道を考えたこともありました。
ホームスティで来た中国人のつてで見学も兼ねて祖父の療養に中国の気功の場所について行きました。そこでは気功と体操、座学があり、不思議な体験もしましたが、見えない物をとらえる難しさと、大きな問題を抱えた人を高校卒業したばかりの私が相手にする事が想像できませんでした。
その頃あたらしく近所に引っ越しして来たおじさんと出会ったおかげで、生物や自然が大好きなことが再確認できました。自然系の専門学校に行く事に決め、卒業後そこで出会った友人とオーストラリア旅行に行き、帰ってきて気ままにフリーターをして暮らしていました。この先このままではいけないと、旅先で会った友人を頼って仙台の鍼灸専門学校に行った事が鍼灸師になるきっかけとなりました。
友人が働いていた鍼灸接骨院の影響もあり、今度は手で触れることのできる筋肉にターゲットをおくことにしました。在学中クラスメイトとお互いの体を使って筋肉の個人勉強をした事は今も糧となっています。生き物の体の仕組みにも興味があった私にとても合っていたと思いました。
平成19年に専門学校卒業、国家試験を経てはり師きゅう師免許を取得し、その年奈良の実家で「しん鍼灸治療院」を開業しました。
結婚を期に妻の実家近くの神戸市北区淡河町野瀬に移り住みそこで平成27年に開業届を出して今に至ります。
神戸市でも北区淡河町は山間の田畑が広がる里です。妻の実家が農家だったので、自分達も農業者登録をして農業もしています。近所のおじさんからミツバチをゆずってもらって、前からやってみたかった養蜂をし、「うちのにわ」という屋号でハチミツに野菜にここで採れた物の販売もしています。農業と治療院の二刀流ですね。
話は変わりますが、今まで自然を観てきて、自然界に絶対という事は当てはまらないと思うし、生物を観たり飼ったりしてきて、生物の中に底知れない力を感じる時があります。人間も生物の一員で自然の一部なので底知れない力を持っているのは同じだと思います。
筋肉にしぼった治療をしていますが、筋肉を良くすると他の症状も良くなるという事があります。症状は立て込んでいても原因はささいな事だったりする事もよくあるのです。治療をして良くなってもまた症状がもとに戻る、治らないと考える人は多いと思いますが、私は少し良くなる、それがたくさん続けば治るになると考えます。少しでも良くなる兆しの見えるものは治す事が出来るものです。
良い方向に、良い状態が長くなるようにするにはどうしたらいいのかという事をいつも考え症状と向き合う事を心がけています。
しん鍼灸治療院 代表 真下辰一